ABOUT US

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情報の質と価値の科学技術

情報量の蓄積は、人類の知識創出にとって本質であり、情報技術はその加速化に貢献してきた。それに伴い、人類が1年間に生成するデータは、ストレージに蓄積可能な容量を越えて増加し、2030年には1ヨッタ(1024)バイトを越えるとの推定もある。

ストレージ容量を超えるデータは生成後にすぐに捨てられることになるため、知識の創出へ貢献が期待できない。また、多大なデータが正確な判断を妨害するなど、情報量の高速な増加は質の高い知識の創造を促すとは限らず、むしろ重大な問題を生み出す。これらの問題を解決し、ヨッタスケールデータ社会において超巨大情報量を享受するために、情報の質と価値に関する学術分野、情報質インフォマティクスを創造する。

ダイアグラム

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プログラムの狙い

  • 情報の「量」と「質」を共に扱う学際領域の新しい学問
  • 新情報工学から新人文社会科学までをカバーする従来にない研究分野
  • 文理融合型のICT情報科学技術のための研究開発プラットフォームの構築
  • ビッグデータ、AI、IoT、セキュリティ、等に関する情報の「量」と「質」の両輪を踏まえた研究によって、これまでにない社会的価値を創出
  • 豊かな文化と頑健なシステムを持つ社会を実現するための貢献(文化価値、都市計画、減災・防災、エネルギー、など)から、個人個人を理解して適した支援としてサービス、マーケティング、医療・ヘルスケア、などに成果を生むICT技術