本プロジェクトでは,ヒトの主観的判断データと機械学習的手法を組み合わせることで,ヒトの判断に関わる画像の「質」を抽出し,大量の画像の中から「価値」の高い画像を選択・提示可能な手法の開発を目指した研究を行っています.一例として,お弁当画像を見たときのいくつか異なる価値判断に関するヒトの主観的評価(食べたいか,若者向けか,など)のデータを用いて,深層学習モデルによってヒトの主観的評価を学習・予測できることを示しました.また,学習されたモデルの分析を行うことで,画像のどのような特徴が主観判断にとって重要なのか,評価の種類によってどのような重要な特徴が異なっているのかという分析なども行っています.
THEME
画像特徴による質判断の推定
- 代表者
- 塩入 諭(電気通信研究所)